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①まずは君の名前を聞かせてください。

私の名前はです。

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②それでは〇〇〇〇さん。志望するジョブを選択してください。

  • 設計
  • 施工管理
  • 住宅営業
  • 総務

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〇〇〇〇さんの佐藤建設での冒険がはじまります。

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大きな音が〇〇の耳をつんざいた。巨大なドラゴンが炎を吐き、地面を踏みしめながら〇〇のもとに近付いてくる。さらに口を開き、炎のかたまりを発射しようとしたそのとき。
「やばい、遅刻する!」
目が覚めた。ドラゴンは夢の中。その音はただの目覚まし時計が鳴り響く音だった。〇〇は慌てて支度する。今日は初出勤の日。遅刻するわけにはいかない。

「君が〇〇さん? これからよろしくね」
 先輩からあいさつしてくれた。社会人たる者、あいさつくらいできないといけない。精一杯の笑顔をつくり、緊張を悟られまいと通常の2倍の声であいさつを返した。
「おはようございます! 今日から佐藤建設の営業として働く〇〇です!」
一瞬の沈黙のあと、社内がドッと湧いた。あれれ、何かおかしなこと言ったかな……?
〇〇さん、営業志望だっけ? 君は設計としてこの会社に入ったんじゃないの?」
 あ、そうだった、と理解した。顔面はもはや熟れきった岡山の白桃のように微妙な色に染まっている。
「すみません、設計です。佐藤建設の設計として頑張ります!」

学校ではそれなりの好成績を取っていた〇〇。図面の美しさでは誰にも負けない自信があった。しかしここ佐藤建設では、まだ駆け出し中の駆け出し。ドがつく新人である。連れてこられた小動物のようにオドオドと座っていると、先輩が声をかけてくれた。
「じゃあ早速だけど、これから建築家の山田先生との打ち合わせに一緒に行こう」
 山田先生……聞いたことがある名だった。
「うちの会社の住宅部門は、建築家の先生と打ち合わせしながら家をつくっていくんだよ。椅子に座って図面書いてるだけの仕事じゃなくてね」

〇〇は聞き終わる前に立ち上がった。どういう仕事の流れなんだろう。プロの建築家とやりあう仕事? これはなかなか手強そうだ。と同時に、タフで手応えのある仕事になりそうだと〇〇は思った。
「いってきます!」
「いってらっしゃい!」
 社内のみんなが大きな声で送り出してくれた。〇〇の新しい冒険は、ここ佐藤建設ではじまったばかりだ。

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ひとクセもふたクセもある。それが〇〇の持っている職人のイメージだった。下手なことを言ったらぶっ飛ばされる、そんな緊張感もあった。
 しかしどうだろう。いま〇〇の目の前にいる職人たちは、みんな屈託のない笑顔である。缶コーヒーを飲む人、一服する人、そして〇〇にしゃべりかけてくる人。
「へぇ〜、君が新しく佐藤建設に入った〇〇さん? これが初めての現場なの? へぇ〜、まぁこれからよろしくねぇ。へぇ〜」
 40代後半とおぼしき風貌の職人、通称「へぇ」さん。口をひらくたびに「へぇ〜」を連発し、緊張していた〇〇の気持ちを和やかにしてくれる。しかしひとたび休憩が終わると、職人の顔になり、若い職人たちに的確に指示を飛ばしていく。

 

〇〇にとっては初めての現場である。佐藤建設の施工管理として全体の工期を把握し、予算の配分や職人の手配などをしていく。とは言っても、今回は先輩が施工管理の主だった仕事を担当する。〇〇はそのサポートであり、実際の仕事を見ながら、現場で教えてもらいながらの研修というわけだ。
〇〇、どうだい? 思っていた印象と違う?」
 先輩が話しかけてきた。
「そうですね。まだ何がなんやらという感じで、どう立ち振る舞ったらいいのか……」
「そりゃあ分かるわけないだろ。俺だって今も現場ごとに手探りでやってんだから」
 先輩はそう言って笑うと、スマホでどこかに連絡をはじめた。
「資材が到着しない? 遅れてるんですか、う〜ん、どうしよう」
 ちょっとしたトラブルが発生しているようだ。

「あの〜、私に何かお手伝いできることはありますか?」
 気を利かせて〇〇は言ってみたが、今の自分にトラブルを乗り越える知恵がないことも知っていた。
「いいからいいから。こういうことは日常茶飯事で起こることだから。それよりも君がこの現場で何も学ばないほうが、俺にとってはトラブルだから」
 先輩はいつもと同じ人懐こい笑顔でそう言ってくれた。

「へぇ〜、頑張れよ〜、新人〜! へぇ〜」
 足場の上から、へぇさんも声をかけてくれた。〇〇の新しい冒険は、ここ佐藤建設ではじまったばかりだ。

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よく「家は一生でいちばん高い買い物」と言われる。それは〇〇も頭では理解していた。しかしその言葉の本当の意味を知ったのは、お客様との交渉の場面で先輩が提出した見積書を見たときだった。
「やっぱりこれくらいはかかりますか」とお客様。
「そうですね、お客様の希望をすべて叶えようとすると、やはりこれくらいは」と先輩。
 しばしの沈黙。このまま平行線で時間だけが経つのかと思っていた矢先、先輩はお客様にこう告げた。
「玄関とリビングに造作の棚があります。例えばこれをやめると、ご希望の種類の無垢材で床をつくることが可能です」

 

話はいったん持ち帰ることになった。いい提案だったのに、と〇〇は思った。
「お客様も少しは妥協してもらわないと、家って完成しないんじゃないですか」
 〇〇は先輩に率直な疑問をぶつけた。先輩はさも当然のようにこう答えた。
「お客様のご希望に応えるためには、まだいい手があるかもしれない。そう思って、この話は自分から持ち帰ることにしたんだよ」
 そう言って、先輩は佐藤建設に電話をした。
「あ、これから設計の打ち合わせをしたいんだけど。ちょっとアイデア持ち寄って、解決策を見つけたい」

 

仕事が素早い。打てば響くような人だと〇〇は思った。
「なぁ〇〇、君も打ち合わせに参加してよ。で、どんどん意見を出してよ」
 先輩が誘ってくれた。〇〇の中に、パッと家のイメージが広がり、お客様の顔も思い浮かんできた。〇〇の新しい冒険は、ここ佐藤建設ではじまったばかりだ。

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電話が鳴った。
「はい、佐藤建設株式会社です」
 新人の〇〇が電話を取ると、受話器の向こうからうれしそうな声が飛び込んできた。
「あっ、〇〇さん! いや〜、建築家の山田先生のところに行ってきて興奮しちゃったよ。君はなかなかいいセンスしてるねって褒められちゃった!」
 電話の主は、佐藤建設に一緒に入社した同期からだった。設計の職に就いていて、悩みながらも日々いろいろな経験を積んでいるようだ。
「それはよかったね〜。どんな家ができるのか、私も楽しみにしてるね」

 

〇〇は佐藤建設の総務だ。いわゆる内勤として、縁の下から各スタッフを支えていく。佐藤建設を訪れた業者さんからは、早くも「笑顔の〇〇さん」という称号をいただいているほど、いつも気持ちのいい表情を見せてくれる。
 しかし〇〇にも葛藤はあった。実は〇〇の家は代々、ドラゴン使いの家系なのである。伝説のドラゴンを乗りこなし、悪の手から世界を守りぬく選ばれし一族……。入社面接では正直にそのことを伝え、それでも「一般の仕事に就きたい」という情熱をぶつけた。
「佐藤建設はやる気のある人に門戸を開きます。さぁ一緒に仲間になりましょう」
 〇〇を採用したのは佐藤会長。どんな人にもチャンスを与え、みんなで楽しく仕事をするのが佐藤建設だからと採用に踏み切ったそうだ。

 

設計の同期が関わった住宅が完成した。竣工式には〇〇も参列した。ピカピカの家の前で喜ぶお客様と、同期の笑顔。それを見て「この仕事に就いてよかった」と〇〇も思った。〇〇の新しい冒険は、ここ佐藤建設ではじまったばかりだ。

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